人造大理石カウンターや塗装技術が特徴的なトクラスのキッチンを紹介していきます。
トクラスってどんな会社?トクラスにはどんなキッチンや特徴があるの?といったことが気になっている方にぴったりな、グレードごとの特徴をまとめた内容になっています。
1. トクラスのキッチンメーカーとしての立ち位置
トクラスは、旧社名はヤマハリビングテック株式会社といいます。
ヤマハと言えば、バイクやピアノなど幅広く品質の高い製品をつくる、静岡県浜松市の会社として有名です。
2013年にヤマハや投資ファンドからのMBO(自社買収≒独立)を行い、トクラス株式会社に変更されました。
そのため、他のキッチンメーカーに比べて少し聞きなじみが少ない方が多いと思いますが、立派な歴史あるキッチンメーカーです。
2.キッチンのラインナップ
それではトクラスの主なキッチンシリーズ、3種類の特徴を解説していきます。
2-1. 【高級】コラージア
トクラスの高級グレードに位置付けられるシリーズで、質感やデザインと使い勝手が両立されたキッチンです。
特徴的なカウンターである、新質感人造大理石「テノール」カウンターは、表面に特殊な塗装とエンボス調の仕上がりが注目ポイントです。
従来のカウンターにあるツルっとした触感ではなく、光のあたり方によって陰影ができる表面加工で、豊かな色合い表現が魅力のカウンターです。
また、カウンターと同様の質感を表現した扉面材もラインナップされており、スタイリッシュなコーディネートができるキッチンです。
2-2. 【高級】ドルチェエックス
ドルチェエックスは他のキッチンメーカーにはない、カーブを描いた形状など、特徴的なスタイルが唯一無二のキッチンです。
ハイエンド向けで高額の価格帯ではあるものの、アイランド型のオープンキッチンで他にはないようなスタイルにしたい方におすすめです。
1つ目が手元を隠せるハイバックアイランドです。
トクラスならではの特徴である人造大理石が一続きに奥側で立ち上がっているハイバックカウンターを活かしたデザインです。
カウンターから一続きになっていることで、掃除がしやすく汚れがたまりにくい構造になっています。
そしてもう1つ、独創的な丸みを帯びた形状をしているラウンドタイプのスタイルがあります。
特徴的なデザインだけでなく、使い勝手までこだわったキッチンです。
また、扉面材などを手塗の職人技にこだわっており、ひとつひとつの素材に合わせて表情を調整して仕上げる、トクラスのこだわりの商品です。
2-3. 【普及】Bb
基本的な機能やデザインを揃えたスタンダードなキッチンです。
トクラスの人造大理石のカウンターは他社に比べて分厚く、表面的な塗装ではないことが特徴です。
スタンダードなBbでもその品質になっている点はうれしいポイントで、さらに人造大理石カウンターは10色から選ぶことができ、バリエーションも豊富です。
3.まとめ
扉の面材の素材や人造大理石カウンターの強度やバリエーションにこだわりたい方は、トクラスのキッチンがおすすめです。
頑丈なカウンターは普段使いにおいてストレスなくキッチンを使うことができ、熱での変色など品質が気になる方も、お近くのトクラスのショールームに見学しに行ってみるとよいでしょう。